【特別区経験者採用】面接の傾向と対策方法│よく聞かれる質問も紹介!

特別区経験者採用の面接ではどんなことを聞かれるの?

特別区は面接時間が長くて心配だな…

特別区経験者採用をめざす皆さん、面接試験にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
実は、特別区経験者採用の面接は他の基礎自治体などとは異なる点が多く、画一的な対策では不十分となってしまいます。

そこで今回は、「教養も論文も頑張ってきたからこそ、なんとしても受かりたい…!」というあなたのために、特別区経験者採用の面接対策について解説していきます!

この記事で分かること

  • 実際の面接の流れ
  • 試験の特徴と対策ポイント
  • オススメの勉強法7選
  • 面接でよく聞かれる質問

武田講師

特別区経験者採用の面接の特徴から対策まで、すべて具体的に分かる記事になっています。
ぜひ試験対策にお役立てください!

特別区経験者採用における面接の流れ

特別区経験者採用の面接は約40分と、一般的な市役所等の面接よりも長丁場であるという点に大きな特徴があります。

40分という長時間の中でどのようなやりとりが行われるのか、受験生の情報をもとに面接の流れを具体的にお伝えしていきます。

【起】アイスブレイクも油断はできない

面接室に入ると3人の面接官が机を挟んで座っています。とても緊張しますね。

  • 「今日はお暑い中お越しいただきありがとうございます」
  • 「こちらの会場までは、どうやっていらっしゃいましたか?」

このように、最初はいわゆるアイスブレイクの質問から始まります。
気楽に答えられそうですが、実はここから面接の印象づくりは始まっています。

例えば「こちらの会場までは、どうやっていらっしゃいましたか?」と聞かれたら、単に「電車です」と事務的に答えるよりも「電車です。自宅最寄りの○○駅から△△線で参りました」などと丁寧に答えられるとよいですね。

最初だからこそ、元気に・ハキハキと・笑顔で答えることを意識しましょう。

武田講師

アイスブレイクの間、受験生の話し方や態度、表情などは面接官からしっかり観察されています。
油断は禁物であることを肝に銘じ、よいスタートダッシュを切っていきましょう。

【承】スムーズに回答できるように!2級職受験生は事例問題対策も抜かりなく

アイスブレイクが終わると、いよいよ本格的な質問が始まります。

ここからは1級職と2級職で質問の流れが変わり、1級職の場合は通常の面接質問、2級職の場合は「職場事例問題」に回答してから通常の面接質問に入っていきます。

ただし、1級職では通常の面接質問に入る前にいわゆる「3分プレゼン」を求められた受験生が過去にいます。
3分プレゼンとは志望動機や自己PRなどを3分程度でまとめて話すものですが、通常は特別区Ⅰ類採用で行われる課題です。

経験者採用のほうでは出題されない場合が多いですが、もし聞かれたときに動揺せずサラッと答えることができれば面接官からの印象は◎でしょうから、対策をしておくに越したことはありません。

一方、2級職では例年「職場事例問題」が必ず出題されています。

職場事例問題とは、職場での問題状況が書かれた紙を渡され、「この状況でどう対応しますか?」と問われるものです。
面接の序盤に行われるため、ここでの回答が面接全体の印象や評価を大きく左右します。

面接の初めでスムーズかつ的確な回答をすることができれば好印象を持ってもらうことができ、その後の質疑応答も有利に進めることができるでしょう。
反対に、ここでつまずいてしまうと挽回は難しくなってしまいます。

そのため、面接でスムーズな受け答えをするための対策や職場事例問題への対策は必須といえるのです。

武田講師

職場事例問題と3分プレゼンへの対策方法については後ほど紹介します。

職場事例問題の解説講義!

プロコネクトでは経験者採用2級職向けの職場事例問題解説講義を提供しています。

武田講師

2級職を受験するなら必須の対策!
職場事例問題の傾向や対策方法をおさえ、他の受験生と差をつけましょう。

【転】特別区でおなじみの質問「他には?」をしのぐ方法

面接の本題に入っていくと、特別区では「他には?」と聞かれることがしばしばあります。

具体的には、例えば下記のようなやり取りが想定されます。

面接官「あなたの強みを教えてください」
受験生「はい、私の強みは○○です。これまでの職場で~(略)」
面接官「なるほど、よく分かりました。では、他には何か強みはありますか?」

このように、回答に対して「他には?」と追加で質問されるパターンですね。
これはあなたの考えの深さや対応力を見るための質問といえるでしょう。

そのため、自己PRや志望動機といった王道の質問項目に対しては、事前に複数の回答を準備しておくことがポイントです。

【結】安心した頃に聞かれる!知識系質問を跳ね返せ

面接が進んでいく中で突然、知識系質問が飛んでくることがあります。

具体的には、例えば下記のような質問です。

  • 特別区と一般的な地方自治体の違いは何ですか?
  • 行政への生成AIの活用についてどう思いますか?

知識系質問では、論文対策、特に課題式論文の対策でインプットした知識が使える場合が多いです。
「書く」ために準備した知識を、面接試験においてはスラスラ「話す」ために準備しておきましょう。

また、時事問題について日頃からニュースをチェックし、アンテナを張ることも大切です。
1次試験に時事対策として『速攻の時事』などの参考書を使っていた人は、面接対策に向けて改めて読み直しておくとよいでしょう。

さて、以上のような流れで進む特別区経験者採用の面接ですが、ここまでにも少し触れてきたとおり、他の自治体の面接試験や特別区Ⅰ類採用とは異なる点もあります。

次項で、特別区経験者採用における面接試験の傾向を総チェックしていきましょう。

特別区経験者採用の面接の特徴4選【傾向と対策】

特別区経験者採用の面接には他の公務員試験とは異なる特徴があります。

この特徴を理解し、適切な対策を立てることが合格への近道となります。
では、面接における4つの特徴を見ていきましょう。

①特別区の面接は長くて深い

特別区経験者採用の面接時間は約40分間です。
これは一般的な公務員試験の20〜30分と比べるとかなり長いほうです。

しかも、1人の受験生に対して3人の面接官がそれぞれ質問をしてきます。
「他には?」に代表される追加質問や知識系質問など鋭い質問も多く、付け焼刃の対策では答えに窮するでしょう。

そのため、後述の「面接でよく聞かれる質問」などを活用して万全の対策を図っていく必要があります。

②希望区に行けるかが決まる

特別区経験者採用では論文試験と面接試験で合否(最終合格)が決まります。
配点は非公表ではあるものの、受験生の過去データから特に面接の比重が大きいと考えられています。

さらに重要なのは、「最終合格=必ず希望の区で働けるわけではない/特別区で働けるわけではない」という点です。
下記の3つの注意点についてはよく理解しておきましょう。

3つの注意点

  • 区面接で落ちることがある
  • 希望区以外の区から区面接に呼ばれることがある
  • 最終合格後、一度も区面接に呼ばれないことがある(いわゆる「採用漏れ」の状態)

私の指導経験上、これらに当てはまる受験生は最終合格の順位が低く、ギリギリの順位で合格した人である可能性が高いです。

武田講師

「希望区で働きたい」「区面接で合格したい」「採用漏れになりたくない」のであれば万全の面接対策を行い、1つでも上の順位での合格をめざさなければならないということです。

③面接の告知・実施日が近い

特別区経験者採用の面接は、1次試験の合格発表から1~2週間程度で実施されます。
この短い期間での対策は他の公務員試験と比べても厳しいものです。

多くの受験生は「準備時間が足りない!」と焦りますが、実はここに大きな逆転チャンスがあります。
本気で合格をめざすなら、1次試験の合格発表前から準備しておくことです。

大多数の受験生は1次試験の合格発表後に本腰を入れ始めるため、前もって準備を進めておけば大きくリードを取れるのです。

例えば論文が思うように書けなかった人でも、面接が苦手な人でも、準備の量を通常の受験生の2倍、3倍に増やせば当然逆転チャンスが生まれます。

このチャンスを活かすためにも、1次試験後はすぐに面接対策に取り組みましょう!

④基本的な質問に答えられないと大きな差がつく

特別区経験者採用は、数ある公務員試験(経験者採用)の中でも圧倒的な募集人数及び受験者数を誇ります。
面接官は1日に何人もの受験生と対面しているため、スムーズに受け答えができない受験生やコミュニケーション能力に問題がある受験生が高評価を得ることはかなり難しいといえるでしょう。

面接ではもちろんイレギュラーな質問が飛んでくることもありますが、まずは基本的な受け答えができなければ話になりません。
そこで、「よく聞かれる質問」を把握しておくことが必要なのです。

他の受験生との差をつけられないように基本的な質問内容について把握し、それらの質問に対してスラスラと答えられるようにしておくことが求められます。

武田講師

特別区経験者採用の面接でよく聞かれる質問については、本記事の後半で紹介します。

【合格者直伝】特別区経験者採用の面接対策ベスト7

面接対策は漠然と行うのではなく、ツボをおさえた方法で進めることが重要です。
ここでは、実際に特別区経験者採用の合格者が実践していた効果的な対策法を7つ紹介します。

これらの方法を参考に、自分に合った対策を進めていきましょう。

【対策①】面接カード(職務経歴書)から想定問答作り

まずは、エントリー時に提出した面接カード(職務経歴書)を見直しましょう。

武田講師

特別区経験者採用における面接カード(職務経歴書)の書き方については下記の関連記事で紹介しているので、まだご覧になっていない方はチェックしてみてください。

関連記事はこちら

【特別区経験者採用】面接カード(職務経歴書)の書き方|チェックリスト付き!

特別区経験者採用を受験するあなたに向けて、面接カードの書き方のポイントや注意点を解説します。この記事を読めば「面接カードってどう書けばいいの?」という不安を一…

面接当日、面接官の手元にはあなたが入力した面接カードが置かれ、それを参照しながら面接が進んでいきます。

面接カードはあらかじめ提出前にコピーを取っておき、「ここは聞かれそうだな」という箇所について自分でQ&A化してオリジナルの想定問答集を作成していきましょう。

想定問答を作成する際には、実際に文字に起こしてみることをオススメします。
書けないこと(言語化できないこと)には、喋ることは不可能だからです。

実際に書いてみることで「この質問への回答は長くなりそうだな…」「意外にこの質問にはうまく答えられないな…」といった発見をすることもできますよ。

【対策②】「書く」だけでなく「喋る」こと

とはいえ、想定問答集を作成して「書く」だけで満足してはいけません。
なんといっても面接は「話す」試験ですから、どんなに素晴らしい回答を用意してもそれを話せなければ意味がないからです。

そこで「書く」のと同じくらい、あるいはそれ以上に「喋る」練習を積むことがとても大切です。

具体的には以下のような方法があります。

面接対策に効く「喋る」練習方法

  • 想定問答を声に出して練習する
  • 録音して聞き直す
  • 家族や友人に聞いてもらう

毎日10分程度でもいいので、声に出して練習をしてみてください。

スマホ等で自分の声を録音して客観的に聞いてみると、おかしな回答内容や前後の回答の矛盾点を発見できたり、自分では気づきにくい「えーと」「あの」などのムダな言葉にも気づいたりしやすくなります。

また、家族や友人など身近な人と練習をする際には気が緩んでしまうこともあるため、単に聞き役をお願いするよりも簡単な評価も併せてしてもらうとよいでしょう。

緊張感を持って「喋る」練習を重ね、本番でも落ち着いて話せるようにしていきましょう。

【対策③】職場事例問題対策は万全に!

2級職ではアイスブレイクの後、「職場事例問題」が出題されます。
面接の序盤に行われるため、ここでの印象が面接全体の評価を大きく左右します。

でも、職場事例問題ってどんな問題が出題されるの?

こんな疑問を抱いている受験生も多いと思います。
そこで、以下に例年の出題例をもとにしたサンプルを示します。

職場事例問題(例年のよくある形式)

あなたは●●課▲▲係の主任として、今春赴任したばかりである。
▲▲係は、あなたと係長、新人職員、ほか■人(あなた以外の主任1人を含む)の計◆名です。~

(新人職員などの個人もしくは組織的に問題が起きている状況の説明が記載されている)

~このような状況で、あなたは主任としてどのように対応しますか?

面接当日は受験生の椅子の前に机があり、このような職場事例問題が書かれた用紙が置かれています。
面接官の指示に従い、問題文を1分程度で黙読するよう指示があります。

そしてその後、「自分だったら主任としてどう行動するか」という視点で回答していきます。

具体的に、面接では下記のようなやり取りが発生します。

面接官「あなたは主任としてどう行動しますか?」
あなた「私は、○○○○○○○○○○を行います」


面接官「なぜ、そのような対応をとるのですか?」
あなた「□□□□□□□□□□と考えるためです」


面接官「なるほど。○○というと、具体的にはどう実行するのですか?」
あなた「具体的には△△△△や▽▽▽▽を行い、~~~~~~~~~~~」

上記のようにスムーズに回答するには、実践形式の練習が最も効果的です。

ここまで独学で準備してきた人も、職場事例問題については専用の講義や模擬面接を受けておくことをオススメします。

武田講師

プロコネクトでは、特別区経験者採用に特化した職場事例問題解説講義や模擬面接等のサービスを提供しているので、興味のある方は下記のボタンからチェックしてみてください。

ちなみに、特別区人事委員会が公式に発表しているわけではありませんが、1級職の場合は稀に3分プレゼンを求められることがあります。
面接対策の優先度としては低いですが、万全の対策をしたい受験生は下記のやり方を参考にしてみてください。

3分プレゼン対策(1級職)

  • 構成を決める(例:①志望動機 ②自己PR ③抱負)
  • 原稿を作成する
  • 暗記する
  • 時間を計りながら練習する

【対策④】仕事も日常も面接対策に活用してしまおう

面接対策は日常生活の中でもできます。
むしろ、日常生活の中での対策こそ効果的ともいえるでしょう。

例えば日常的にできる面接対策として、下記の3つが挙げられます。

日常生活の中でできる面接対策

  • ニュースを読む習慣をつける
  • 姿勢を意識する
  • 声を出す機会を増やす

ここから面接までの間、通勤や昼休みなどのスキマ時間を活用してぜひニュースを読む時間を作ってください。
行政の動きや時事問題をチェックすることで「知識系質問」対策になります。

また、猫背気味の受験生が多いため、食事のときや仕事中など普段から姿勢を意識し、面接での第一印象アップのために背筋を伸ばす習慣をつけましょう。

そして、面接当日はクリアな通る声で話せるように、職場での挨拶などを少し大きな声でする等、声を出す機会を意識的に増やしていってください。

このように日常生活のちょっとした場面を面接対策に活用し、効率的に準備を進めてほしいと思います。

【対策⑤】独学でも模擬面接は受けよう

ここまでの対策を行えば、ある程度の面接力は身に付くでしょう。
しかし、「独学の面接対策には限界がある」ということも覚えておかなければなりません。

面接は「双方向のコミュニケーション」です。
いくら自分で想像しながら練習をしても、実際の面接官の反応は想像と違うかもしれません。

そこで、たとえ独学派の人でも、面接はしっかり専門家のサポートを受けることをオススメします。

模擬面接のメリットは以下のとおりです。

模擬面接のメリット

  • 客観的な評価がもらえる
  • 本番さながらの緊張感を味わえる
  • 想定外の質問への対応力が身に付く
  • 時間感覚を掴める

模擬面接を活用することで、自分では気づけない癖や改善点を指摘してもらうことができます。

また、知らない人の前で話すことで、本番に近い緊張感で実践経験が積めるだけでなく、想定外の質問に対して即興で回答する力を磨くことも可能となります。

既にプロコネクトのサービスを受講されている方も、その他の予備校等に通っている人も、模擬面接はぜひフル活用していきましょう。

独学生であっても、模擬面接を1回からスポット受講できる予備校等は多く存在するので活用してみてください。
オンラインで受講できる場合も多いので、まずは調べてみましょう。

【対策⑥】模擬面接の「ゴールデンタイム」で爆伸び

模擬面接を予約したら、最も重要なのは実際に模擬面接を受ける直前・直後の時間です。
これこそが面接対策の「ゴールデンタイム」です。

模擬面接の直前、例えば1時間前だとしましょう。
緊張やプレッシャーはかかりますが、それがよい準備のエネルギーになります。

この時間を使って自身の準備を総復習し、集中してシミュレーションを行うようにしてください。
追い込まれた状況だからこそ、普段以上に身に付く学習をすることができる時間です。

また、模擬面接が終わった直後も「ゴールデンタイム」といえます。

講師からフィードバックを受けたらすぐに復習するようにしましょう。
フィードバックを活かし、試験本番までに具体的に何を・どう修正すべきかを検討していきます。

これだけはおさえておきたい!よく聞かれる面接質問

ここからは過去の受験生のデータから、特別区経験者採用でよく聞かれる質問を一挙公開します。

これらの質問に対して自分なりの答えを準備し、しっかり練習しておきましょう。

志望動機・自己PR系

まずは最も聞かれる「志望動機」や「自己PR」関係の質問です。

志望動機・自己PR系のよく聞かれる質問

  • なぜ特別区を志望したのですか?
  • 特別区でどのような仕事をしたいですか?
  • あなたの強みを教えてください
  • 他の自治体は受けていますか?
  • 同僚や友人からどんな人と言われますか?

お気づきかもしれませんが、わりと王道系の質問が多いですね。
どの受験生も対策してきているので、これらの質問には即答できるレベルで回答できないといけません。

また、志望動機ややりたい仕事についてはエントリー時に面接カードに既に入力しているので、話す際に齟齬がないよう留意しておきましょう。

志望動機や自己PRは面接で要となる部分なので、まずは上記のような志望動機・自己PR系の質問からバッチリ答えられるように準備しておくことをオススメします。

仕事の経験・適性系

次に、経験者採用ならではともいえる「職務経験」や「職務適性」関係の質問です。

仕事の経験・適性系のよく聞かれる質問

  • これまでの職場で最も苦労した経験は何ですか?
  • これまでの職場で何か達成した経験はありますか?
  • これまでの仕事を通じて学んだことは何ですか?
  • チームで仕事をする際に心がけていることは何ですか?
  • 前の職場を辞めた理由は何ですか?

先ほどの質問よりは見慣れない質問もありますよね。

実際、市販の参考書(面接対策書)の多くは現役大学生向けであることから、これらの質問が載っていないことが多く、対策が手薄になっている受験生が多い印象です。

とはいえ、面接カードで既に示している内容も多いはずなので、回答の準備自体は難しくないはずです。
志望動機・自己PR系の質問と同様、回答内容が面接カードの記載内容と矛盾しないことに気を配りましょう。

知識・時事問題系

最後に、「行政知識」や「時事問題」関係の質問です。

知識・時事問題系のよく聞かれる質問

  • 特別区と他の自治体との違いは何ですか?
  • 特別区の課題は何だと思いますか?
  • 特別区における○○問題(時事的な内容)にどう対応すべきだと思いますか?
  • 最近のニュースで気になったことは何ですか?

これらの質問に対して、あなたは即答できるでしょうか?

答えられなくても焦る必要はありません。
分からなければ調べ、知識としてストックしていきましょう。

これらの質問には、課題式論文対策の復習や日々のニュースチェック、希望区の各種計画を見ておく等の地道な対策をコツコツ進めることが最も有効です。

さて、ここまでよく聞かれる質問を紹介しましたが、これらの質問以外に、あなた自身が面接カードに書いたことについての質問があります。
むしろ、そちらがメインといってもいいでしょう。

そのため繰り返しになりますが、面接カードは必ずコピーをして、聞かれそうな箇所には印を付け、自分なりのQ&Aを徹底的に用意しておきましょう。

そして、その対策をした上でよく聞かれる質問についても詰めていき、万全の準備をしていってください。

まとめ

本記事では、特別区経験者採用における面接の流れや特徴、対策ポイントを紹介しました。
そして、具体的な「オススメ対策法7選」と「よく聞かれる質問」についてもお伝えしました。

面接はあなたの魅力を特別区に伝えられるまたとないチャンスです。
この記事で紹介した方法を参考に、自信を持って面接に臨んでください。

リラックスして、あなたらしさを存分に発揮してくださいね。
その先にきっと素晴らしい結果が待っています。

あなたの奮闘を応援しています!

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