【特別区経験者採用】面接カード(職務経歴書)の書き方|チェックリスト付き!

特別区経験者採用の面接カードってどう書けばいいの?

各質問それぞれのポイントって何だろう…

こんな不安や疑問を抱えている受験生は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、特別区経験者採用を受験するあなたに向けて、面接カードの書き方のポイントや注意点について解説していきます!

この記事では次のことが分かります。

この記事で分かること

  • 面接カード(職務経歴書)の重要性
  • 受かる面接カードの書き方のコツ
  • 質問別チェックリスト20


あなたがもし特別区経験者採用に合格したいなら、きっと必読のノウハウをこの1記事に凝縮しました!
ぜひ参考にしてみてください。

武田講師

なお、Ⅰ類採用における面接カードの書き方については下記の関連記事からご覧いただけます。

関連記事はこちら

【特別区Ⅰ類】面接カードの書き方|合格者の記入例も紹介!

特別区Ⅰ類の面接カードについて、書き方のポイントや合格者の記入例を紹介します。設問ごとに回答例も載せているので、参考にしてみてくださいね!

特別区経験者採用の面接カード(職務経歴書)とは?

そもそも面接カードってどんなもの?


まず、特別区経験者採用における面接カードの基本情報を確認しておきましょう。

出願時に提出するエントリーシートのようなもの

ザックリ説明すると、面接カード≒ 民間企業の「エントリーシート」です。

つまり、

  • WEBエントリー(申込み)の際に提出する
  • 自身の経歴(学歴・社会人歴)や自己PR、志望動機を書く
  • 面接試験の際に試験官の手元に置かれる重要資料になる

それが面接カードです。

ちなみに、経験者採用における面接カードの正式名称は「職務経歴書」といいます。
主に大学生を対象とするⅠ類採用では「面接カード」という名称のため、分かりやすく「面接カード」と呼ぶことが多いのです。

経験者採用の面接カードは受験申込(6月下旬~7月上旬)の際に提出しなければいけないものの、実際に使うのは面接試験(10月下旬~11月上旬)となっています。

受験生が思っている以上に早めに準備しないと、後悔する面接カードを提出してしまうことにもなりかねません。
本記事を読めばすぐ面接カードが書けるように構成しているので、ぜひ最後まで読んで面接カードの書き方を掴んでください。

面接カード(職務経歴書)のデキが合否に影響する理由3選

でも、大事なのは論文試験とか面接での実際の受け答えでしょ?

面接カードは当たり障りのないことを書けばいいんじゃない?

こんな風に思われる方もいるかもしれません。

しかし、この意見については「否」とキッパリお答えしたいと思います。
そう考えるのは次の3点が理由です。

面接カードが合否に影響する理由

  • 受験生によって差が大きい
  • 受験生の第一印象を左右する
  • 面接での質問の元ネタになる

私のこれまでの経験上、何の準備もなく"よい面接カード"を提出できる受験生はわずかです。
そのため、しっかりと準備をした受験生ほど他の受験と差をつけリードすることができます。

また、その面接カードは面接官が面接前に目を通します。
これまでのあなたの経歴等を見てある程度「どういう人か」を想像した上で面接がスタートするため、受験生の第一印象の形成に大きく関わるのです。

そして、面接は受験生全員がまったく同じ質問をされるわけではなく、あなたの面接カードの内容に沿って質問が組み立てられていきます。
面接カードに書かれている内容について聞かれることを前提とすれば、「面接カードが面接の流れを決める」と言っても過言ではないでしょう。

正直、論文や面接本番は誰でも頑張ります。
しかし、エントリー時に提出しなくてはならない面接カードは別です。

「とりあえず適当に出しておこう」「まだ自己PRも志望動機も固まらない」こんな受験生が多数派の中で、本気で特別区に受かりたいならこの多数派を乗り越えなくてはなりません。

武田講師

圧倒的優位に立って面接に挑むためには、面接カードをしっかり準備することが必要不可欠ということです。

【危険】締切ギリギリで提出したAさんの末路に学ぶ

ここで、筆者がかつて接した受験生Aさんの例を見てみましょう。

Aさんはメーカー勤務で15年以上のキャリアがあり、受験当時は係長としてマネジメント経験も豊富で、客観的に見ても非常に魅力的な人物でした。
しかし仕事の忙しさもあり、ついつい面接カードの作成を後回しにしていました。

その結果、申込締切ギリギリに急いで書いた面接カードを見直す間もなく提出しました。
それでも「面接本番では聞かれたことに堂々と答えれば大丈夫」とAさんは自信を持っていました。

さて、実際の面接はどうだったでしょうか…。

△ 自己PRが弱く、面接開始時から面接官がそっけない態度だった(と感じた)
△ 志望動機が浅く、「都庁じゃダメ?」「出身市は受けないの?」と詰問された
△ 職務経験の記述が分かりづらく、「これはどういう意味?」と何度も聞かれた

面接試験を終えたAさんからは、以上のような報告がありました。

「たぶん落ちました。面接カードをあまりに甘くみていたと反省しています…。」
実際、この試験でAさんは「不合格」となってしまいました。

Aさんの例から学べることは明確です。
面接カードは「余裕を持って準備し、丁寧に作り込むこと」がとても大切なんですね。

それでは、実際どのように面接カードを作成すればよいのか、具体的な書き方のコツを見ていきましょう。

講師は何十人、何百人と面接カードを見てきており、どこを修正すべきなのかが一目で分かるので、ぜひプロの力を借りてチェックしてもらってください。

面接の第一印象は「面接カード」で決まる!

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武田講師

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【印象◎】受かる面接カード(職務経歴書)の書き方

ここからは、面接官に好印象を与える面接カードの書き方について詳しく解説していきます。

面接カード(職務経歴書)では、毎年4つの質問(320字以内)が定番となっています。

質問1あなたが特別区職員を志望する理由を、あなたのこれまでの職務経験や専門知識を踏まえ、携わりたい職務と、その職務を通じて実現したいことを交えて入力してください。
質問2あなたが、特別区が求める「自ら考え行動する人材」に当てはまる人物であることを、今までの職務経験をもとに入力してください。
質問3今までの職務経験の中で失敗の許されない状況に直面した際、それをどのように解決に導いたか入力してください。
質問4【1級職のみ】今までの職務経験の中で、あなたがチーム(組織)として達成したことを、あなたのチームにおける役割や、どのようにチームに貢献したかを交えて入力してください。

【2・3級職のみ】今までの職務経験の中で、あなたが部下や後輩の指導・育成にあたった際、最も重視した点を入力してください。
2024年度 特別区経験者採用試験 面接カード(職務経歴書)質問


この文字数でよい回答をするためには、質問ごとのツボがあります。

4つの質問は2タイプに分けられる

まずおさえたいのが、4つの質問は下記の2タイプに大別できるということです。

4つの質問の2タイプ

  • 羅列型:聞かれている項目が多いので例を交えず端的に書く【質問1(志望動機)が該当】
  • エピソード型:具体例活用で臨場感や説得力を持たせて書く【質問2(自考自動)・3(困難経験)・4(組織貢献)が該当】

質問1(志望動機)は聞かれていることが多いため、具体例やストーリーを挙げると字数オーバーになります。
いかに簡潔に聞かれたことにすべて答えていくかが勝負です。

一方で残り3つの質問はもう少し字数の余裕があるため、具体的な職場の1場面を書くとよいでしょう。
結果として、質問1とは違った文章展開が必要になります。

次に、「羅列型」と「エピソード型」それぞれの具体的な文章構成法を見ていきましょう。

【質問1】羅列型:飽きさせない!文頭・文末表現に注意

質問1を再掲します。

質問1あなたが特別区職員を志望する理由を、あなたのこれまでの職務経験や専門知識を踏まえ、携わりたい職務と、その職務を通じて実現したいことを交えて入力してください。

この質問では何が聞かれているか、漏れなくリストアップしてみると次のようになります。

質問1で聞かれていること

  • 特別区職員を志望する理由
  • あなたのこれまでの職務経験や専門知識
  • 携わりたい職務
  • その職務を通じて実現したいこと

このように、実は1つの質問で4つものことが聞かれています。

320字で書くということは、それぞれ80字程度しか書けない計算です。
そのため、聞かれている4つのことへの答えをスパッと「羅列」するしかないんですね。

ここではBさんを例に詳しく見ていきましょう。

Bさん(特別支援学校に勤務)の場合

回答作成メモ

【特別区職員を志望する理由】

  • 特別区内の大学・大学院で学んだ経験
  • 区内に相互利用できる大学や図書館が多くて助かった

【これまでの職務経験や専門知識】

  • 特別支援学校教員として8年間勤務
  • 児童の個性に応じた指導法の開発
  • 保護者との信頼関係構築
  • きめ細かな観察力
  • コミュニケーション能力
  • 組織対応で複雑な問題を解決する力

【携わりたい職務】

  • 教育・福祉分野での業務
  • 支援の必要な児童や家庭を支える仕組みづくり

【その職務を通じて実現したいこと】

  • 特別区の未来を担う子どもたちが、等しく活躍の機会を得られる社会の実現

この箇条書きのメモ、実は既に200文字程度あります。
このメモを読みやすく並び替えて表現を整えれば、すぐ320字程度に到達してしまいます。

具体例を書く余裕はないことを頭に入れ、構成を考えていく必要があるということがお分かりいただけると思います。

質問1を読みやすくするには、下記の2点がポイントとして挙げられます。

質問1のポイント

  • 文末表現を工夫する
  • 文頭表現を工夫する

文末表現としてよくあるのが「です(でした)」と「ます(ました)」ですが、これらは半々にするイメージで記入すると読みにくさを感じづらくなります。
また、文末表現が限られる分、文頭表現はなるべくバリエーションを増やしてみましょう。

接続詞が必要な場合は端折らずにしっかり使い、論理の流れを強調してリズムをつけていきたいところです。

文末・文頭表現を工夫し単調さを感じない文章に仕上げることで読み手を飽きさせず、かつ志望理由を明確に伝えることが可能となります。

【質問2,3,4】エピソード型:起承転結&教訓の強調!

次に質問2~4を再掲します。

質問2あなたが、特別区が求める「自ら考え行動する人材」に当てはまる人物であることを、今までの職務経験をもとに入力してください。
質問3今までの職務経験の中で失敗の許されない状況に直面した際、それをどのように解決に導いたか入力してください。
質問4【1級職のみ】今までの職務経験の中で、あなたがチーム(組織)として達成したことを、あなたのチームにおける役割や、どのようにチームに貢献したかを交えて入力してください。

【2・3級職のみ】今までの職務経験の中で、あなたが部下や後輩の指導・育成にあたった際、最も重視した点を入力してください。

これらの質問で聞かれていることは次のとおりです。

質問2~4で聞かれていること

  • 質問2:自分で考え行動した経験
  • 質問3:失敗できない状況を克服した経験(困難な経験)
  • 質問4【1級職】:チーム(組織)として達成した経験
  • 質問4【2,3級職】:部下や後輩を指導・育成した経験


質問2~4は、エピソードを語るように回答するとよいでしょう。
それぞれ、業務の一場面を具体的に述べるのが自然な質問だからです。

そして、どの質問も字数的に2つ以上のエピソードを記入することは難しいため、1つの具体例を挙げて説明をするべきといえます。

さて、ストーリーを語る際には「起承転結」の構成で書くのが基本です。
起承転結は誰もが慣れ親しんだストーリー展開の黄金パターンです(昔話もほとんど「起承転結」で構成されています)から、起承転結を意識すれば臨場感とリズムのあるストーリーを書くことができるのです。

ただし、ここで注意点があります。
それは、面接官はストーリー(物語)自体よりもあなた自身に興味があるということです。

つまり起承転結だけを書くと、面接官としては「それで?このストーリーはどんな風に大事なの?」「あなたはこの経験を通して何を考えたの?」と思うんですね。
ですから、そんな面接官の疑問を先回りして「教訓(学んだこと)」を整理する(場合によっては記入する)ことが必要となります。

「なるほど、こんな風に考える受験生なんだ」「いい経験をしてる。ウチにぜひほしい人材だな!」と思ってもらえるような工夫が必要といえるでしょう。

【秘技】それぞれの質問回答は1000字用意する!?

さて、ここでもう1つ、面接カード作成の極意をコッソリお伝えします…。
それは「各質問の回答を1000字(Word1枚)程度用意すること」です。

「えっ、そんなに書く必要あるの?」と思われるかもしれません。実際の回答の2倍ですからね。
しかし、1000字書いてみることで数多くのメリットがあります。

1000字用意するメリット

  • より深い自己分析ができる:自身の業務経験を深く掘り起こすことができます
  • エピソードの取捨選択ができる:たくさん書いた中から最適なエピソードを選ぶことができます
  • 面接に向けた最高の想定問答集になる:面接で詳しく聞かれても、準備した内容から答えることができます
  • 文字数を削る過程で洗練された文章になる:推敲を重ねることで、的確かつ洗練された表現だけを残すことができます

多くの受験生は「320字書こう」としか考えていません。
しかし、画家が最高の1枚を描くために100枚の絵を描き99枚捨てるように、最高の320文字を書こうと思ったら320文字では足りないものです。
まず1000字程度書いてみて、そこから厳選して320文字に絞り込んでいくと、より完成度の高い面接カードを作成することができるでしょう。

武田講師

ただし、この方法は時間にかなり余裕があり、教養・論文対策も順調に進んでいる受験生に限ります。
通常の受験生はそこまで余裕のある対策はできていないことも多いので、1000字の原稿を作ることにこだわり過ぎないように注意してください。

公務員試験対策においては、「いま優先すべきこと」を見失わないことが重要ですよ。

また、この1000字程度書くという方法は、実際に面接対策に入るとき(第1次試験終了後)にやってみるのもオススメです。

第2次試験では面接カードをもとに面接が進んでいくため、深掘りをされたときに答えられるようにしておかなくてはなりません。
詳しい状況を文字に起こしておけば、面接カードに記載したエピソードをスムーズに説明することができるようになります。

【書き始めにも仕上げにも使える】質問別チェックリスト20

さて、ここまで面接カードの書き方を一つずつ解説してきました。
ここまでの内容を踏まえれば、面接カードを書き上げること自体はできるはずです。

ただし、繰り返しになりますが、「面接カードは合否を分けるもの」です。
ここまで読んでくれた熱心なあなたには、ぜひ受かってほしい。

そんな思いで、最後にプレゼントを用意しました!
あなたの面接カードのクオリティを最大限高める「質問別チェックリスト20」です。

武田講師

このチェックリストは、面接カードを書き始めるときのガイドラインとしても、書き終わったあとの最終チェックとしても使えます。


以下に、質問ごとに見るべきポイントについて解説していきます。

【志望動機】信用される!質問1の回答チェックリスト5

質問1の回答チェックリスト

  • 聞かれていることにすべて答えているか
  • 音読してみて読みやすい文章になっているか
  • 他自治体ではなく特別区が良い理由はあるか
  • 職務経験は一読して分かりやすいか
  • 実際に区役所が扱う業務を挙げているか

質問1は、とにかく下記の4つの質問に対して答え漏れがないかが最も重要です。

  • 特別区職員を志望する理由
  • あなたのこれまでの職務経験や専門知識
  • 携わりたい職務
  • その職務を通じて実現したいこと

中でも「特別区職員を志望する理由」は意外と抜けやすいものです。

また、書いていたとしても他自治体でも通用するような内容に終始している人は要注意です。
面接で「他自治体じゃダメなの?」と聞かれる可能性大のため、先回りして面接カードにしっかり「特別区がいい理由」を書くようにしましょう。

【自考自動】納得される!質問2の回答チェックリスト4

質問2の回答チェックリスト

  • 前提となる課題が述べられているか
  • あなた自身の思考が述べられているか
  • あなた自身の行動が述べられているか
  • 思考と行動の結果が述べられているか


質問2で最も注意すべき点は「"思考"が述べられているか」ということです。
よくあるのが、「課題」→「行動」→「結果(課題の解決)」のみとなっている面接カードです。

質問2では明確に「行動」の基となる「思考」も聞かれているため、しっかり自身の文章が「課題」→「思考」→「行動」→「結果(課題の解決)」となっているかチェックしましょう。

【困難体験】感心される!質問3の回答チェックリスト4

質問3の回答チェックリスト

  • 緊張感のあるエピソードになっているか
  • リスクを減らす取組が含まれているか
  • 思考と行動の結果が述べられているか
  • あなたが自分勝手に見えない内容か


質問3では、ピンチな状況をちゃんと臨場感を持って伝えられるかがポイントです。

初めてあなたの仕事を知る相手には、少し大げさに書くくらいでちょうどよいでしょう。
遠慮なく「危機的状況にあった」「壊滅的であった」というような強調表現を使ってみてください。

ただ一方で、危機的状況の打開を書こうとするとどうしても「大きなリスクに果敢に挑んだ」「自分(だけ)がヒーローのような活躍をした」という文章になる受験生が多いものです。
公務員の仕事を考えればむやみなリスクは避けるべきですし、徹底的に組織的対応をしていくことも大切になります。

そのため、リスクを減らす取組や組織人としての行動を含んだ文章に仕上げていくことを忘れないでください。

【組織貢献】期待される!質問4の回答チェックリスト4

質問4の回答チェックリスト

  • 【1級職】あなたの活躍が明示されているか
  • 【1級職】冷めてる(もしくは勝手な)部下に見えないか
  • 【2,3級職】部下や後輩の成長が明示されているか
  • 【2,3級職】強権的(もしくは放任的)リーダーに見えないか


1級職については、「チームとして達成したこと」を書く一方で、自分の活躍も織り交ぜていきたいところです。

また、回答を通して「ちょうどいい部下像」を演出できているかも大切です。
一般的に「最近の若者は密なコミュニケーションを避けがちで冷めている」と言われることが多いため、しっかりと同僚や上司とコミュニケーションをとれる部下像を描けているかに注意しましょう。

2・3級職については「部下や後輩を指導した」だけでは弱いため、明確に部下・後輩の成長を書く必要があります。
また、こちらも回答を通して「ちょうどいいリーダー像」を演出していきたいですね。

「教えてやる」というような一方的なリーダーは好まれません。
支援と指導を状況に応じて使い分けるような、バランス感覚のあるリーダー像を示せるとベストです。

【共通事項】安心される!最後の見直しチェックリスト3

質問4の回答チェックリスト

  • 誤字脱字はないか
  • 質問2,3,4は別々の話題になっているか
  • 質問2,3,4は教訓(学び)が書かれているか


さて、ここまでくれば回答はほぼ完成、あとは最後の見直しで仕上げです。
一度提出したら訂正できない面接カードですから、誤字・脱字がないか何度もチェックするようにしましょう。

そして質問2,3,4では、なるべく似た話題や同じ話題は避けましょう。
そうすることで、あなたの職務経験の幅の広さをアピールすることができます。

以上、20個のチェックリストを紹介してきました。
このチェックリストを使って、あなたの魅力を最大限アピールする面接カードを仕上げてください。

まとめ

本記事のポイントを、もう一度おさらいしましょう。

この記事の重要ポイント

  • 面接カード(職務経歴書)は合否に大きく影響する
    ・受験生によって差が大きい
    ・面接官の第一印象を左右する
    ・面接での質問の元ネタになる
  • 受かる面接カードの書き方
    ・質問1は羅列型、質問2~4はエピソード型で書く
    ・羅列型は「文頭&文末」表現に一工夫して読みやすく
    ・エピソード型は「起承転結&教訓」の構成を意識する

面接カードはあなたの合否を左右する重要アイテムです。
本記事を参考に、あなたの強みが存分に伝わる面接カードを作成していってください。

そして来春には、特別区職員としての第一歩を踏み出しましょう。
あなたの奮闘を心から応援しています!

予備校概要

特別区専門予備校プロコネクト
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プロコネクトは「特別区対策に完全特化」した予備校です。コンセプトは「日本で一番特別区対策に強い予備校」&「必要な指導を、必要なときに必要なだけ」。個別ニーズに応じた指導を提供し、受験生の合格力を一気に高めます。特別区を目指すなら、専門予備校プロコネクト!