【特別区】希望区に入るには「論文」が最重要です!

どうしても希望区で働きたい!どうすればいい?

特別区では論文が重要って聞いたけど本当?

今回はこんな疑問に応える記事です!

特別区では「希望区」を事前に選択することができます。
せっかく働いていくのであれば、ぜひ希望する区に採用されたいですよね。

そこで本記事では、希望区に入庁するための方法について解説していきます!

この記事で分かること

  • 希望区に入庁するための方法
  • 論文対策の重要性

武田講師

希望区への入庁可能性を高めるために必要な対策をサクッとまとめました!

希望区に入庁できないなんてあるの?

そもそもの話として、「希望区に入庁できないことなんてあるの?」という疑問が浮かぶ受験生は多いと思います。
たしかに、希望を出す以上はその希望を通してくれるものと考えられそうです。

しかし、実は特別区には希望区という制度は設けているものの「希望区の中から必ず内定をもらえるわけではない」ということが明言されているんですね。

特別区等の採用予定や希望者の集中等の状況によっては、希望どおりに提示できない場合があります。

特別区経験者採用試験・選考案内

実際、区面接に入ってから希望していない区から連絡が来るということは頻発しており、私の教え子でもこれまで希望区から呼ばれなかった人は何人もいました。

そのため、どうしても希望区で働きたい!という場合には、この点について心得た上で受験戦略を考えていく必要があります。

武田講師

特別区は他の自治体と比較して受験人数も多いので、残念ながら全員の希望を叶えることはできないのが実情です。

希望区に入庁するためには?

「必ずしも希望区に入庁できるわけではない」という前提を理解した上で、「じゃあどうしたら希望区から呼ばれるのか?」という疑問について考えていきます。

結論から言うと、希望区から呼ばれているのは最終合格順位が高い人であり、受験案内にも下記のような記述があります(Ⅰ類及び経験者採用の場合)。

最終合格者は、試験区分別の採用候補者名簿に高点順に登載されます。
特別区人事委員会は、原則として採用候補者の希望区を考慮し、特別区等へ高点順に提示します。

特別区Ⅰ類採用試験・選考案内

最終合格者は、試験区分別の採用候補者名簿に高点順に登載されます。
特別区人事委員会は、原則として採用候補者の経験及び希望区等を考慮し、特別区等へ高点順に提示します。

特別区経験者採用試験・選考案内

最終合格者は「第1次試験と第2次試験の総合点」によって決定されるため、順位を上げるためにはそれぞれの試験で高得点を獲得することが求められます。

実際、希望区外から呼ばれた人の中には、順位がイマイチだったという人が少なくありません。
そうならないためには、筆記試験と面接試験でしっかり点数を取ることが大切なんですね。

最も注力すべきは【論文対策】である理由

1次試験と2次試験で高得点を取るということは、主に論文と面接が重要ということになりますが、この2つにも優先順位があります。
それは、最も力を入れて対策すべきなのは論文であるということです。

この大きな理由は、

  • 面接は論文よりも運の要素が強いから

というものです。

例えば論文試験の出来がイマイチだった場合は面接で挽回を図るわけですが、面接は人と対話をする以上様々な運が絡むため、挽回しきれないこともあります。

△予想より緊張してうまく話せなかった
△面接官との相性が良くなかった

△圧迫面接だった
△突飛なことを聞かれてうまく答えられなかった

しかし、このようなマイナスポイントが発生してしまっても、もしも論文がうまく書けていれば打ち消せる可能性があります。

もちろん論文試験においても、どのようなテーマが出題されるか?という点で運要素はありますが、基本的な書き方や型を身に付けていれば平均程度の点を取ることは十分可能なため、面接よりも努力が報われやすいです。

また、仮に面接が得意な受験生であっても、論文での高得点という安心材料を手に入れておくことに越したことはありません。

これらを考慮すると、論文でどれだけ点数を稼ぐかが実は特別区合格にはとても大切な視点なんです。

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武田講師

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そして実際に論文を書き、具体的な改善点から文章表現の修正まで、プロからの徹底した指導を受けることが合格への近道です。

まとめ

本記事では、希望区に入庁するための方法について解説しました。
ぜひ論文対策に力を入れて高順位での最終合格を目指し、希望区入庁を果たしましょう!

武田講師

具体的な論文対策の方法については下記の記事で解説しているので参考にしてください!

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